ぽりこんにちは。今回は、現在、道路に埋設されている水道管で多く使われているポリエチレンパイプの接続の現場をレポートいたします。
ポリエチレン管は、柔らかい素材で、ネジを使った接合には向いていません。その代わりに部材自体を熱で溶かし、接続部を一体化してしまう EF(エレクトロフュージョン)接続と言って、接合面に電熱線を埋め込んだ管継手(受口)に管(挿し口)をセットした後、コントローラから通電して電熱線を発熱させ、管継手内面と管外面の樹脂を加熱溶融して融着し、一体化させる接合方法です。
まずは、接続が確実に行われるように管の表面を削り面取りを行います。
接続部の奥にまで届くように挿入をします。確実に挿入できていることを確認するために、入り代を計測します。
用意ができたら、電流を流すケーブルを取り付けて、熱を加えて溶融接合を行います。
接続前です。
接続が正常に行われると、接続部の真ん中の穴から突起が出てきて、完了したことがわかります。下の写真でいうと接続部の中央の赤く塗った部分が出ているのがわかります。
また、電流を流す機械にも、接続を行った電流のデータが残っていますので、施工が確実に行われていることが確認できます。
施工技術は、日々進歩していきます。素材や工法なども地震に対応したり、熟練でなくても講習を受けたものが作業ができるように工夫がされていきます。
あとは、慢心することなく、決められた作業をきちん施工し、報告をしていく誠実な仕事が求められて生きます。
これかれも安心な公共インフラを提供できるように、気を引き締めて頑張っていきたいと思っております。今日も読んでいただいてありがとうございました。
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